ホクロを数えていいかしら?

 

「今日はどうされました?」

 

「風邪を引いたみたいで...」

 

初めて訪れた内科の先生は女医で、どう見ても30代半ばくらいだった。

しかも美人。まるでモデルのような顔立ちとプロポーションだ。

 

「では聴診器を当てるのでお腹を出してくださいね」

 

こんなことならもっと清潔にしてくるんだった。昨日はシャワーを浴びていないので体臭もひどいだろう。

 

「あら、出頭さんホクロが多いんですね」

 

確かに俺は全身にホクロが多い。

お腹だけでも数十個以上あり、コンプレックスのひとつだった。

 

「ホクロの数、数えてもいいかしら?」

 

「は?あの、それはどういう...」

 

すると女医さんは先の尖った金属の棒のようなものをホクロに当て、もう一方の手に持ったカウンターで数え始めた。

 

お腹を数え終わると次は背中、さらにズボンも脱がされ、腕や足も同じようにカウントしていく。

ホクロに金属棒が当たるたび、冷たくてビクッとしてしまう。

 

「ではパンツも脱いでください」

 

「えっ、パンツもですか?」

 

女医さんは有無を言わさず俺のパンツを剥ぎ取るように脱がせ、鼠蹊部のホクロに金属棒を当てる。

 

「ああ...そこはダメです」

 

キンタマの裏からペニスの側面まで、全身の隅々を女医さんの細い手で弄られる。

当然俺のペニスはギンギンに勃起してしまう。

 

「では次はベッドの上で後ろを向いて、四つん這いになりなさい」

 

いつの間にか命令口調になっている。

俺はもはや抵抗することなく「はひ」と情けない声を出して、ベッドの上で四つん這いになった。

 

女医さんは俺のケツの穴を指で広げ、ペンライトのようなもので照らしてホクロを探す。

 

風呂に入っていない汚いアナルを美人女医に見られている...その背徳感で俺はひどく興奮していた。

 

「全部で158個ね。最高記録だわ。協力してくれてありがとう。これはお礼よ」

女医さんは俺のアナルをペロっと舐めた。

 

俺は呆然として声が出なかったが、彼女は何事もなかったかのように「お薬出しておきますね」と言ってパソコンの画面に何かを打ち込んでいる。

 

家に帰り薬を飲んだらあっという間に治った。

案外名医だったのかもしれない。