口の中を見せたがる彼女

 

昔付き合っていた彼女の話。

茉莉菜とは共通の知人を介して知り合って意気投合し、3回目のデートで付き合うことになった。

 

付き合ううちに分かってきたことだが、茉莉菜には少し変わった性癖があった。

 

家でパスタを作って一緒に食べていた時、ふと茉莉菜を見ると、咀嚼したパスタを入れたまま口を開けて俺に見せているのだ。

 

彼女いわく、口の中に入った食べ物を見られると興奮するらしい。

 

俺には理解不能だったが、家の中なら迷惑もかからないしまあいいか、と思っていた。

 

しかし次第にエスカレートしていき、ファミレスや居酒屋など外食中にも口の中を見せるようになってきた。

 

「周りに変な目で見られるだろ。やめろよ」

 

と言っても口の中を見せたまま「いいひゃーん」と言ってやめようとしない。

 

この性癖は食事中だけではない。

プレイ中、口の中に精液を出すようせがみ、それも同じように見せてくるのだ。

 

茉莉菜はグチュグチュとうがいをするように唾液と混ぜ合わせ、「んあー」と声を発して口を開け見せてくる。

その時だけはわざわざ電気をつけてまで。

 

ある日、茉莉菜が恥ずかしそうにこう言った。

「精液を口に含んだまま外を歩きたい」

 

俺は耳を疑った。

と同時に、俺の精子を口に入れたまま外出するという非日常的な行為に、興奮を覚えたのも事実だ。

 

近くの大型ショッピングモールへ行き、駐車場に車を停めてフェラチオをさせた。

この日のために1週間禁欲したおかげで、大量の精液を茉莉菜の口内に発射することができた。

 

茉莉菜は嬉しそうに口の中を見せてくる。

そして精液を含んだまま、ショッピングモールに入っていく。

 

買い物をしながらも時折口を開けて俺に見せてくるが、精液が口から溢れ出てしまう。

その度にズゾゾっと音を立てて吸い戻す様子が、とてもエロく感じてしまう。

 

「そろそろトイレ行って吐き出してきたら?」

 

しかし茉莉菜はふるふると首を横に振り、あろうことか喉を鳴らして大量の精液をすべて飲み込んでしまった。

 

「あー...おいしかった♪」

 

家族連れがたくさんいるショッピングモールのど真ん中で大量の精液を飲んで喜ぶ彼女。

とんでもない変態と付き合ってしまったのかもしれない。

 

その後も映画館や公園などで同じことをした。

今も茉莉菜はどこかで精子を口に入れたまま歩いているのだろうか。